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とっとりさんぽ メールマガジン
第 78号 ： ◆ 2014.11.10 ◆
発 　 行 ： 鳥取産業保健総合支援センター
所 　 長 ： 川 﨑 寛 中
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■□■ 今月のお知らせ ■□□
♪ 1. 『相談員のさんぽ道』…『実施日を現場に知らせないパトロール』 田岡　隆夫
♪ 2. 『研修会のご案内』…産業医研修会（ﾒﾝﾀﾙﾍﾙｽ面談）・産業保健研修会
♪ 3. 『トピックス』…ゼロ災55無災害運動始まる
♪ 4. 『その他のお知らせ』
♪ 5. 編集後記… ／ＨＰ～「11月によせて」も併せてご覧ください。
https://www.tottoris.johas.go.jp/?page_id=173

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♪ 1. 　相談員のさんぽ道
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『実施日を現場に知らせないパトロール』

労働衛生工学担当相談員／田岡労働安全衛生コンサルタント事務所
（労働安全・衛生コンサルタント）　田岡　隆夫

中国の食品会社が、使用期限が切れた鶏肉や、床に落とした食肉を拾って製造し販売
していた報道が世界的ニュースになったのは皆さんご記憶かと思いますが、もうずいぶん
前の話のような感じです。（今年７月のニュースです。）その後、本件の再発防止策はきち
んとなされたのでしょうか？わたしたちは今、本当に安心して食をしてもよくなったのでしょ
うか？

日本企業は、これまでの冷凍ギョーザ中毒事件などを受け、取引先である中国企業の
安全管理やトレーサビリティの徹底を図ってきたようです。ニュース、新聞等の情報によ
ると、今回の様な食肉を輸入する企業側においても工場の監査を定期的に行っていた
ようですが、一方監査を受ける中国側の工場においては、監査用の作業を準備して対
応していたようです。ということは当然、監査当日は床に落ちた食肉を拾って戻す作業も
しないし、使用期限が切れた食肉もその日には現場に流すこともしないわけです。（監査
結果はバッチリで問題なし？）このようことがなされては、監査の意味は全くありません。
このような状況は、監査の実施日を予め知らせていることで、事前に準備ができるところ
にも原因があるかもしれません。（事前準備を否定するものではありませんが、悪質な偽
装作業が問題なわけです。）

この問題を皆様が日常行っている安全衛生パトロールに置き換えてみますと、おそらく
パトロールの実施日を事前に現場に知らせているケースがほとんどだと思います。それ
はそれで実施日に向けた整理整頓等の安全活動も必要なことだと思います。でも、たま
には現場に知らせない抜き打ちによるパトロールを実施してみてはいかがでしょうか、
何か普段見えない部分（良い面、悪い面など）、生の現場が見えるかもしれません。

また、ある企業を訪問した時の話ですが、粉じん職場の現場を案内して頂いた時に床
面が大変きれいだったので褒めたところ、「今日は、粉じん測定の日なので、粉じんが飛
ばないように清掃しました。普段はここまでしないですよ」と正直に答えてくれました。
（良好な作業環境の確保が目的ではなく、問題のない測定結果を得るための清掃作業
だったようです）
作業環境測定も、たまには測定日を知らせないで抜打ちで行うのも生の作業環境を把握
する上で必要かもしれません。

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♪ 2-1.　 産業医研修会のご案内ほか
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※当センターが行う産業医研修会は認定産業医の「生涯研修」のみとなります。
※その他の産業医研修会の案内も掲載いたしますが、内容・単位・詳細については
各主催先のＨＰをご覧下さい。

【再掲載】受講料無料
▼『産業医研修会（認定産業医対象）開催のご案内』

『東部会場』
日　時： H26.12/11（木）14:00～16:00
会　場： 鳥取県東部医師会館　第2会議室　（鳥取市富安1丁目75）
テーマ：①「職場メンタルヘルス対策における産業医の役割」
講　師：　　当センター労働衛生関係法令担当相談員　中野　聡
テーマ：②「面接の実際と留意点」
講　師：　　東部地域産業保健センター運営主幹　森　英俊
定　員：　30名
単　位：　生涯・専門　（2単位）

『西部会場』
日　時： H26.12/18（木）14:00～16:00
会　場： 米子コンベンションセンター　第4会議室　（米子市末広町294）
テーマ：①「職場メンタルヘルス対策における産業医の役割」
講　師：　　当センターカウンセリング担当相談員　芦村　浩
テーマ：②「面接の実際と留意点」
講　師：　　当センター産業医学担当相談員　黒沢　洋一
定　員：　30名
単　位：　生涯・専門　（2単位）

※ お問い合わせ：鳥取産業保健総合支援センター　TEL　0857-25-3431
※お申込みはコチラから。
https://www.tottoris.johas.go.jp/?page_id=74
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♪ 2-2.　産業保健研修会のご案内 （受講料無料）
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鳥取さんぽの新春セミナー決定！！参加お待ちしております。

▼【再掲載】『東部・西部会場』
テーマ：1）『安全衛生委員会の役割・構成・審議事項について』
講　師：　　中野社会保健労務士事務所　所長　中野　聡
※当センター労働衛生関係法令担当相談員
テーマ：2）『安全衛生委員会の進め方、活かし方』
講　師：　　田岡労働安全衛生コンサルタント事務所　所長　田岡　隆夫
※当センター労働衛生工学担当相談員
日　時： 11/19（水） 14:00～16:00
会　場： さざんか会館
日　時： 11/26（水） 14:00～16:00
会　場： 米子食品会館

▼【新掲載】『西部会場』
テーマ：1）『ゲートキーパーについて』
〃　 ：2）『うつ病の理解と対応』
日　時： H27.1/15（木） 1）14:00～14:30　2）14:30～16:00
講　師：1）鳥取県西部総合事務所　福祉保健局職員
講　師：2）鳥取大学医学部 精神行動医学分野助教　松村　博史
会　場： 米子コンベンションセンター　5Ｆ　第5会議室

▼【新掲載】『東部会場』
テーマ：1）『睡眠から気づく心の健康、ゲートキーパーについて』
〃　 ：2）『新型うつ病の理解と対応』
日　時： H27.2/12（木） 1）14:00～15:00　2）15:00～16:00
講　師：1）鳥取県東部福祉保健事務所職員
講　師：2）おかだ内科医院　副院長　岡田　浩子
※当センター メンタルヘルス担当相談員
会　場： さざんか会館　1Ｆ　第1会議室　（鳥取市）

■■■↓↓↓　講師などセミナー詳細・申込はコチラからご覧下さい↓↓↓
※（研修会一覧）　一度に複数回の申込が可能です。
https://www.tottoris.johas.go.jp/?page_id=74
※（各研修会会場のご案内）…該当する研修会会場をご確認下さい。
https://www.tottoris.johas.go.jp/?page_id=954
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♪ 3. トピックス　（厚生労働省ほか）
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▼『１１月は「過重労働解消キャンペーン」期間です』
H26.11/1（土）～11/30（日）までの1ヶ月間。
※【新掲載】
鳥取労働局では、重点監督指導などを実施。
http://tottori-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/topics/_119876/_120157.html
（鳥取労働局）　新掲載
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/roudoukijun/campaign.html
（厚生労働省）　再掲載
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000060042.html
（厚生労働省 報道発表）　再掲載

▼『11/7キックオフ「ゼロ災55」無災害運動』
期　間：H26.11/7（金）～12/31（水）
スローガン：『一人のヒヤリはみんなのヒヤリ　ヒヤリを活かして55ゼロ災』
http://tottori-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/topics/_119876/_120154.html
(鳥取労働局）

▼『平成26年労働災害発生状況10月末（速報）』
http://tottori-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/topics/_119876/_120168.html
（鳥取労働局）
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♪ 4. その他のお知らせ
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▼『11/14（金）は世界糖尿病デーです』
全国各地で関連イベントが開催されます。
http://www.wddj.jp/
（世界糖尿病デー実行委員会－日本糖尿病学会－日本糖尿病協会－）

▼『平成26年度　年金委員・健康保険委員研修会』開催のご案内（協会けんぽ）
健康保険給付の事例紹介、メンタルヘルスに関する内容です。
健康保険委員に限らず、どなたでも参加いただけます。（参加費無料）
11/21（金）西部会場、11/26（水）東部会場、11/27（木）中部会場
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/tottori/cat060/2014101598
（協会けんぽ鳥取支部）

▼『産業保健スタッフ選任』のページを作成しました! (鳥取さんぽ)
産業保健活動には法律で決められているスタッフの選任が必要です。産業保健スタッフの
選任手順の詳細、業務内容等のご確認にご利用下さい。
https://www.tottoris.johas.go.jp/?page_id=1154
(鳥取産業保健総合支援センター)
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♪　5. 編集後記
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11月後半になりますと、季節が冬へと変りゆく寂寥感を誘います。穏やかな小春日
和には外に出て体の緊張をほぐし、肩の凝りをとって少し歩き、深まる秋を満喫しま
しょう。因みに小春日和を英米ではインディアンサマーと表現しますが、語源はアメ
リカインディアンが冬支度をする日和からと言われますが、諸説があるようです。

内閣府は、全国の成人男女１万人を対象に実施した平成２６年度「国民生活に関す
る世論調査」の結果をまとめています。それによると、全体の約７０％は現在の生活
に「満足している」「まあ満足している」と回答しています。一方、日常の悩みや不
安では「老後の生活設計」と「自分の健康」についての悩みが高位につけています。
老後の生き方を考える上で重要なことは、今年の１０月に発表された健康寿命の男性
７１.１７歳、女性７４.２１歳をいかに延伸して満足感の得られる生活が出来るかに
掛かっていますので、現役時代からバランスのとれた食事の摂取と継続できる運動習
慣を身につけることが大切です。

今月のお楽しみは１１月２０日第３木曜日のボージョレ・ヌーボーの解禁です。
今年の太陽の恵みと言われる新酒の赤ワインを家族や友人、職場の同僚などと一緒に
楽しんでください。

日中は暖かくても夕方は急に冷え込みますので、冬支度を早めると共に、インフル
エンザ対策として、インフルエンザの流行前に予防接種を受けてください。
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鳥取産業保健総合支援センターでは、今後も随時このような形式で、毎月10日頃<メールマ
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