メンタルヘルス対策    (厚生労働省)~「職場におけるメンタルヘルス対策等」~

職場におけるメンタルヘルス対策が産業保健分野の大きなテーマとなって、随分年月が経ちました。平成16年から休職者の職場復帰プログラム作成、運用が推奨され、平成18年からは、メンタルヘルスに関するテーマが衛生委員会での審議事項となり、長時間労働者の面談指導が義務化されました。更に平成26年12月には50人以上のストレスチェックの実施も義務化され、このように増え続ける職場におけるメンタルヘルスに関連業務を行っていくためには、産業保健スタッフ個人の活動だけではなく、社員の意識向上や事業場内における有効な産業保健体制が必要です。
当センターでは事業場が取組む
うえでの問題やお悩みに、精神科医、産業カウンセラーなどの産業保健相談員による電話・面接等の相談対応やメンタルヘルス対策促進員が直接事業場を訪問してアドバイス等を行っています。
支援内容は下記からご覧ください。
いずれも無料です。

 

当センターのメンタルヘルス対策支援サービス (無料)

           

◇         YouTube  動画 「メンタルヘルス対策の相談も」篇

窓口相談

衛生管理者、人事労務担当者等からのメンタルヘルス対策に関る様々なお悩みに(例えばメンタルヘルス不調者に対する適切な対応方法がわからない、職場復帰する社員に対しての注意点や関わり方をどうすれば良いのか等)メンタルヘルス・カウンセリング分野の相談員が電話、メール、面接などで対応します。 (事前予約が必要です)

相談員についてはこちら

個別訪問支援

当センターでは、各事業場の課題に応じたメンタルヘルス体制づくりなどについて支援させていただいております。
◇   ◇「衛生委員会での審議事項にメンタルヘルスを入れないといけないが効果的なやり方がわからない」
◇◇   「メンタルヘルス体制づくりって何から始めたら良いのか教えてほしい」
◇◇   「心の健康づくり計画のたて方を教えてほしい」
◇◇   「ストレスチェックの実施をしたいが担当者や注意点等制度について知りたい」
◇   ◇
「メンタル不調者の早期発見や職場復帰プログラムの作成法を知りたい」等

個別訪問支援のお申込みをいただくと、当センターが委嘱したメンタルヘルス対策促進員(カウンセラー・社会保険労務士等)がお伺いします。

 

管理者向け研修

メンタルヘルス体制の中で、管理監督者に、メンタルヘルス対策での役割を理解していただく研修を行います。
管理監督者はメンタルヘルス不調者を産業保健スタッフに繋げる役割を担うなど重要な役割があります。そのため、管理者向け研修を1事業場につき1回だけ無料で実施しております。
 

若年労働者向け研修

職場でストレスを抱えやすい傾向がある新入社員や若年社員等に、セルフケアを促進する教育を行います。
この研修も1事業場につき1回だけ無料で実施しております。

 

メンタルヘルス対策のご案内リーフレット・申込書

        

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 申込方法について 

個別訪問支援、管理者向け研修、若年労働者向け研修とも、下記よりお申込みをお願いいたします。なお、いずれも公的機関(国・地方自治体の組織)はサービスの対象となっておりませんのでお引き受けできません。


     FAX申込    メンタルヘルス対策支援申込書ご記入後FAX:0857-25-3432 までご送信下さい。)
    申込フォーム     こちらから入力して申込

 

※このお申込みについては、協会けんぽ鳥取支部と鳥取県が、県内事業所の健康経営への取組を後押しするために実施している「健康経営マイレージ事業」の取組メニューの一つとなっています。
 一般社員(全社員)を対象とした研修はいたしませんが、当センター登録の講師を斡旋(紹介)することが出来ます。
その場合のお申込はこちらからご覧の上お願いします。(原則:有料)謝金については直接講師へお尋ねください。

 

パンフレット紹介 

◇◇      

◇◇※上記3冊のパンフレットはご利用者による着払いにて送付可能です。(TEL:0857-25-3431)

◇◇ 「こころの耳」➡ 厚生労働省による開設『働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト』
          にはメンタルヘルスに関する様々な々なコンテンツが掲載されていますのでご紹介します。
◇         ◇パンフレット・リーフレット/マニュアル・報告書等はこちらから(こころの耳)

 

ストレスチェック制度

                
ストレスチェック導入ガイド(2016年4月  公表)      (2022年3月 公開)

 

「ストレスチェック制度サポートダイヤル」

産業医、保健師等ストレスチェックの実施者、事業者、衛生管理者等ストレスチェック制度担当者等からのストレスチェック制度の実施方法、実施体制、不利益な取扱いなどに関する相談にお答えします。

電話
0570-031050(全国統一ナビダイヤル)※通話料がかかります。
受付時間
平日10時~17時(土曜、日曜、祝日、12月29日~1月3日は除く)

※サポートダイヤルがつながりにくい場合は、お手数ですが最寄りの産業保健総合支援センターへお問い合わせくださいますようお願いします。
全国の産業保健総合支援センター
http://www.johas.go.jp/shisetsu/tabid/578/Default.aspx別ウィンドウで開く

 

サイト案内(厚労省・こころの耳)

◇  ストレスチェック制度について
     (厚生労働省)
   (サポートダイヤルもこちらから)
ストレスチェック等の職場におけるメンタルヘルス対策・過重労働対策等 https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/
◇   労働安全衛生法に基づく
◇ ストレスチェック制度実施マニュアル
    (改訂:令和3年2月)  
  ◇https://www.mhlw.go.jp/content/000533925.pdf
ストレスチェック制度簡単!導入マニュアル https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei12/pdf/150709-1.pdf
ストレスチェック制度実施規程(例)     https://www.mhlw.go.jp/content/000533944.pdf
ストレスチェック制度について(こころの耳) ストレスチェックの導入や実施に役立つポイントのまとめ
◇◇◇◇◇https://kokoro.mhlw.go.jp/etc/kaiseianeihou/
厚生労働省版 ストレスチェック実施プログラム
ダウンロードサイト(事業場で実施するもの)
 ◇ストレスチェックの受検、ストレスチェックの結果出力、集団分析等が出来るプログラム」◇◇◇https://stresscheck.mhlw.go.jp/
ストレスチェック制度関係 Q&A
    (改訂令和3年2月)
◇    https://www.mhlw.go.jp/content/000536414.pdf
◇◇


◎ 各種チェックリスト

タイトル 掲載先
◇◇職業性ストレス簡易調査票(57項目)
労働者のセルフチェックと所属する組織診断ができます。ワードとエクセルで
チェックリスト、診断結果、組織診断結果表等が作成できるソフトの掲載。
東京医科大学
5分でできる職場のストレスセルフチェック こころの耳
3分でできる職場のストレスセルフチェック(簡易版) こころの耳
労働者の疲労蓄積度チェックリスト(労働者本人用) 2023年改正版 中央労働災害
防止協会
家族による労働者の疲労蓄積度チェックリスト(家族用) 2023年改正版
労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト(2023年改正版))活用ガイド
(上記チェックリストの新旧対象表について、変更箇所がカラーの網掛けになり見やすく表示さ  れています) https://www.mhlw.go.jp/content/001084302.pdf 厚生労働省
令和5年4月4日付基安労発0404第1号

高ストレス者に対する面接指導

 数値基準に基づいて「高ストレス者」を選定する基準方法 (厚生労働省)
 外部機関にストレスチェック及び面接指導の実施を委託する場合のチェックリスト例 (厚生労働省)
(医師の参考資料) 長時間労働者、高ストレス者の面接指導に関する報告書・意見書作成マニュアル
         『医師による長時間労働者面接指導実施マニュアル』 (2021)  (厚生労働省)
医学的知見に基づくストレスチェック制度の高ストレス者に対する適切な面接指導実施のためのマニュアル(2021)

職場環境改善

職場環境改善ツール (こころの耳) 職場環境等の改善とは、職場の物理的レイアウト、労働時間、作業方法、組織、人間関係などの職場環境を改善することで、労働者のストレスを軽減しメンタルヘルス不調を予防しようとする方法です。

ストレスチェック委託 問合せ機関

 【ストレスチェック委託 問合せ機関 】   実施・面接指導・集団分析) ~鳥取労働局HPからご覧ください~
※H29.12.25現在の情報です。現況については各自でご確認下さい。

職場復帰支援

近年、事業場ではメンタルによる休職者が増えており、事業場内での復職手順の制度化が必須となってきております。厚生労働省は心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引きを定めて、事業場内での職場復帰プログラム(職場復帰支援についてあらかじめ定めた事業場全体のルール)の整備を進めています。休職者が出て、あわてて職場復帰プログラムを作成しても、すぐに該当する休職者に適用するのは困難です。事前に作成し、事業場全体に周知することが必要です。

また、職場復帰支援(リワーク)施設として、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構の鳥取障害者職業センターが鳥取市に設置されており、米子市にも定期的に窓口を開設されています。無料でご利用いただけます(公務員は不可)ので、プログラムの一環としてご検討下さい

 

職場復帰プログラム、担当者マニュアル、休職者のしおりのサンプル

労働者健康安全機構では、事業場規模等に対応する職場復帰支援のモデルプログラムを作成しています。
必要な場合はご利用下さい。

<職場復帰支援にかかるモデルプログラム>
※職場復帰にかかる事業場事例も掲載。

50人未満の事業場では、産業医の選任義務がないため、会社で独自に決めた指定医や地域産業保健センターの医師のご利用もご検討下さい

<補足資料>
「職場復帰支援」マニュアル(メンタルヘルス推進担当者用)
誰が何をするか、担当者が職場復帰の支援を推進するために、ステップ毎に役割と内容等を示し、その手順を項目別にまとめたものです

担当者マニュアル 休業のしおり
<<休業に入る際に、これだけは伝えておきたいこと>>
休業する時に、ご本人さんは、一度に多くのことを告げられても覚えていないことが多いです。休業前に、これだけは伝えておきたいことを箇条書きにまとめたものです。

休業・復職支援のご案内 ~休業から復職までの流れ~
休職中の不安の解消や、復職までの道筋を休職者に示すことは円滑な復職への第一歩となります

 

相談機関のご案内

名称・リンク先 連絡・掲載先
かかりつけ医うつ対応力向上研修 修了者
(令和6年5月15日現在) New!
◎うつ病の人は、身体的な不調が出ることが多く、内科等のかかりつけ医が最初に診察することが多くなります。また、思春期精神疾患については小児科医等のかかりつけの医師が診察することが多くなります。このため本県では、かかりつけ医がうつ病等精神疾患の診断技術等の向上を図り、早期発見・早期治療を行う体制整備を推進しています。
◎うつ病について、基礎知識、治療、ケアなどの研修を修了した医師を修了年度別に掲載(まずは、かかりつけ医に相談を) (鳥取県)
労働条件相談「ほっとライン」 フリーダイヤル:0120-811-610 (厚生労働省)
働く人の「こころの耳相談」(電話・SNS・メール) https://kokoro.mhlw.go.jp/agency/ (相談窓口案内)
<相談窓口>

とっとりSNS相談◇◇
   こころとからだの健康について

 

とりネット(鳥取県)
とっとりSNS相談事業のほか、各保健所をはじめ、いのちの電話、など相談窓口機関一覧を紹介県では、自死対策の一環として、SNSを活用した相談事業を実施しています。学校・仕事・人間関係に関する悩みなど、どんな悩みでも専門の相談員が相談に応じます。ひとりで悩まず、LINEで相談してみませんか?まずは、LINEで友だち登録を!
鳥取いのちの電話 相談料無料 (365日正午~21時:通話料負担)(毎月10日は8時~翌日8時までフリーダイヤルにて相談対応)
いのちを守る相談窓口一覧 (令和6年1月更新) (鳥取県健康政策課)健康、生活、経済、いじめ、DV、介護等の分野別に様々な相談機関がまとめらています。
自殺対策 厚生労働省
鳥取県の自死対策 (鳥取県健康政策課)
鳥取県地域自死対策推進センター鳥取県

 

鳥取県立精神保健福祉センター内
地域における自死対策関係機関のネットワークの強化を図るため、県立精神保健福祉センター内に「鳥取県自死対策推進センター」を設置しています。ゲートキーパー養成ための支援等
 鳥取県立精神保健福祉センター
☆ 相談の種類
(鳥取県)(鳥取市江津 318-1)
アルコール依存症・ひきこもり・職場のメンタルヘルスほか
仕事上のストレスから、夜眠れない、食欲不振、朝起きても疲れがとれない、やる気が起きないなど、うつ症状や仕事の燃えつき症候群など、働く人のメンタルヘルスについて相談をお受けします。
鳥取障害者職業センター    職場復帰支援 (リワーク支援) 「うつ病等のメンタル疾患により仕事を休んでいる方」の円滑な職場復帰のために、主治医と連携の元、職場復帰にむけたプラン作り、センターへ通所しプログラム(目的に応じた)を受講しながら復帰へのウォーミングアップ支援をします。
全国のメンタルヘルス登録相談機関リスト (労働者健康安全機構)